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編集後記
中西 孝雄
pp.1232
発行日 1975年11月1日
Published Date 1975/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406203808
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- 文献概要
欧米の権威ある専門雑誌に原著論文を投稿すると,厳しいレフェリーの審査を受けることはよく知られたことであるが,編集委員長から返つてくる採否に関する手紙の内容には,A,B,C,Dに相当するいろんな段階の評価がある。
評価Aに相当するものは,もつとも良い場合で,無修正採用のものである。お慶びの言葉は勿論のこと,時にはお褒めの言葉をいただくことがある。わが国の雑誌で投稿論文を採用した場合,お慶びの言葉を編集委員長のサイン入りで出している所がいくつあるか知らないが,儀礼的なものにせよ,お慶びの言葉をいただくことは,苦労して研究成果をまとめて投稿した著者にとつては,大変嬉しいことであり,その雑誌の権威をより以上に感ずるものである。
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