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海外文献
Tay-Sachs病,他
Prenatal diagnosis of Tay-Sachs disease
Schneck, L.
,
Friedland, J.
,
Valenti C.
,
Adachi. M.
,
Amsterdam D.
,
Volk, B. W.
pp.926
発行日 1970年8月1日
Published Date 1970/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406202765
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- Abstract 文献概要
Tay-Sachs病は小児型のGM2—gangliosidosisで,多くの組織,またその培養fbroblastに, isoenzy—me, hexosaminidase Aが欠乏している。また本症のcarriarにもそれらの減少がある。著者らは,本症21w胎児流産において,流産前これを診断し,流産で確認した。32才妊婦,月経中絶15wで羊水穿刺,fetal cell培養, hexosaminidase A活性度は羊水に痕跡,非培養胎児細胞に痕跡,流産後の胎児肝ゼロ,脳ゼロ。これを明かな本症と比較するとfbroblastゼロ,筋ゼロ,脳ゼロ。non-carrier正常人ではfbro・blast 55%,非培養胎児細胞28%,培養細胞54%である。 ganglioside濃度は胎児脳15.3 mg/体重g,これは薄層クロマトでRfがGM2,に一致するglycolipidで,正常胎児脳より5%以上多い。
このようにして15wの胎児で本症を診断したが,8wで別に著者らは診断しているそうであるが羊水穿刺でsuccessful cell cultureがむずかしい。
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