特集 第24回日本脳・神経外科学会・II
一般演題抄録・討論・総括(69〜128)
血管—一般演題【69】〜【87】
野村 隆吉
1
,
鈴木 二郎
2
,
川淵 純一
3
,
西本 詮
4
1国立名古屋病院脳神経外科
2東北大脳神経外科
3群大脳神経外科
4岡山大脳神経外科
pp.373-386
発行日 1966年4月1日
Published Date 1966/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406202029
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【69】Solenoid方式によるautoinjector使用の脳血管造影撮影について
(横浜赤十字病院外科)瀬谷五郎
脳血管撮影にさいして,術者の莫大な放射線被曝をさけるため,廉価で有効な装置を希望し,solenoid方式を採用し,目的を達したので,ここにその装置と,よつて得られたレ線写真を発表する。
特徴:(1)術者の被曝線量を0にする。造影剤注入および,レ線曝射を遠隔操作により完全に操作室内で行ないうる。(2)造影剤注入速度が可変できる。(3)注入完了前,完了時,完了6秒後と,タイマー回路を経て任意にレ線曝射が自動的に行ないうる。(4)使用簡便,操作容易で故障がない。
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