Japanese
English
腦腫瘍1
腦腫瘍の一臨床病理的研究
A Clinico-pathological Study on A Brain Tumor (area 4)
黑岩 義五郞
1,2
,
椿 忠雄
1,2
,
豊倉 康夫
1,2
Kuroiwa, Yoshigoro
1,2
,
Tubaki, Tadao
1,2
,
Toyokura, Yasuo
1,2
1東京大學冲中内科教室
2浴風會
1Medical Dept., Tokyo Univ.
pp.17-21
発行日 1950年1月1日
Published Date 1950/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406200083
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1.緒言
腦腫瘍については各種の研究の方向があるが吾々はこゝに最近經験した興味ある一症例について,臨床的並に病理解剖的に論じて見たい。けだし人間例についての知見は,動物實験ではうかがい得ない腦の機能を究めうることが少くない。さて本症例では最近問題となつている病的反射の機構,失行症,中樞性疼痛,大腦皮質自律中樞等について論じてみたいと思う。
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