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第6回 日本腦・神經外科研究會演題抄録
林 四郞
1
,
中田 瑞穗
2
,
小林 貞夫
2
,
山根 眞平
3
,
福田 實
3
,
渡邊 蛟
4
,
紺野 義重
5
,
所 安夫
6
,
荒生 國藏
6
,
田中 憲二
7
,
麻生 弘
7
,
和田 淳
8
,
堀浩
9
,
堀口 隆
10
,
澤 政一
11
,
吉井 直三郞
12
,
竹內 一夫
1
,
豐倉 康夫
13
,
喜多村 孝一
1
,
大塚 義彦
14
,
加藤 明
15
,
北林 忠正
15
,
小川 寬
16
,
近藤 駿四郞
1
,
佐野 圭司
1
,
川淵 純一
1
,
植田 隆
17
,
內村 裕之
18
,
楢林 博太郞
18
,
工藤 達之
19
,
光井 淸
19
,
黑岩 義五郞
13,20
,
椿 忠雄
20
,
齋藤 瑞郞
21
,
伊藤 一二
22
1東大清水外科
2新潟醫科大學外科
3岡山大學醫學部陣内外科教室
4名大戸田外科
5名大病理
6東京醫科大學病理學教室
7順天堂醫大外科
8北大精神科
9大阪大學第一外科教室
10大阪大學第二生理學教室
11新潟大學精神徑學教室
12大阪第二生理
13東京大學冲中内科教室
14京都府立醫科大學整形外科教室
15京都府立醫科大學神經科教室
16岡山大學陣内外科
17阪穴第一外科
18東京大學神經科教室
19慶應大學外科教室
20浴風會
21大阪大學整形外科教室
22大阪大學第二外教教室
pp.363-366
発行日 1951年11月1日
Published Date 1951/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406200245
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昭和26年10月7日(その三)東北大學醫學部東講堂
(承前)
〔19〕腦深部手術器について
人間の腦深腦深部基底核に對して撰擇的に侵襲を加え得る装置の構想は數多く抱かれながらも,僅かにSpie-gel教授の報告を聞くのみである。今回は吾々の製作した装置の紹介とそれによる少數の臨床例の經驗を述べた
兩側耳孔及び眼窩下縁を含む水平面,爾側耳孔における垂直面,及び正中面を三基準座標面として,他方,トロトラストによる腦室系造影を行つてそのフィルム上に於ける測定より穿刺目標部位の基準面に對する座標を決定し,それに從って装置の各度盛,目盛を算出,機械的操作に依って穿刺を行うのである。腦波誘動,及び平流通電による凝固を行うが屍體實驗3例を用いての豫備實驗によれば穿刺の誤差は極めて少い。
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