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第10回 日本腦・神經外科學會演説抄録
鴇田 尚彦
1
,
高橋 希一
1
,
田邊 明之
2
,
杉山 武彦
3
,
勝又 星郞
3
,
田邊 朋之
3
,
小野 博秀
4
,
祖父江 逸郞
5,12
,
田中 伸一
5,12
,
松井 務
5
,
梅村 典裕
5
,
中西 畯
6
,
中村 嘉三
7
,
何 洸照
7
,
藤森 正雄
8
,
澁澤 喜守雄
8
,
稻生 綱政
8
,
李 德義
8
,
大園 芳臣
8
,
成田 稔
9
,
藥師寺 信一
10
,
高越 秀明
10
,
三宅 良平
10
,
堀 重夫
11
,
淺野 芳登
13
,
三浦 義一
13
,
竹內 藤光
14
,
工藤 達之
15,21
,
泉 關雄
15
,
光井 淸
15
,
河合 常雄
15
,
蜂谷 徹夫
15
,
大竹 眞一郞
15
,
高村 博臣
15
,
中田 瑞穂
57
,
山內 利夫
16
,
須田 勇
17
,
鬼頭 京子
17
,
堀 浩
18
,
陣內 傳之助
19
,
喜多村 孝一
20
,
林
21
,
上田 守長
22
,
中濱 博
22
,
泉 周雄
22,15
,
倉本 邦雄
18
,
飯田 茂
23
,
木村 忠司
24,47
,
高木 健太郞
25
,
久留 勝
50
,
林 髞
21
,
山本 信二郞
16
,
冲中 重雄
26,40
,
中根
27
,
島地 繚二
28
,
伊藤 一二
29
,
藪野 重一
30
,
菊地 鐐二
28
,
千葉 正子
28
,
三木 一郞
18
,
內海 庄三郞
18
,
德永 篤司
18
,
長島 雄三郞
31
,
天野 恵
31
,
永井 一夫
32
,
小島 吉治
32
,
永井 甲子四郞
32
,
松本 淳治
33
,
平岡 敬造
33
,
下河內 稔
33
,
若山 晃
34
,
高橋 杏介
34
,
笠川 猛
34
,
高島 久雄
34
,
貫洞 一夫
34
,
加瀨 正夫
35
,
大宮 善吉
35
,
後藤 平
35
,
小西 藤治
35
,
島本 多喜雄
35
,
野口 好之
36
,
堀 佐喜子
36
,
正木 光兒
36
,
藤森 聞一
37
,
白岩 達夫
37
,
竹內 實
38
,
渡部 美種
38
,
小澤 凱夫
39,51,43
,
中尾 喜久
40
,
山田 喜久馬
40
,
池田 正男
40
,
黑岩 義五郞
40
,
椿 忠雄
40
,
豊倉 康夫
40
,
中村 晴臣
40
,
浦久保 富士雄
10
,
水野 康
12
,
湯淺 康平
12
,
川村 淸
73
,
南條 永城
73
,
杉原 外於夫
16
,
高木 健三郞
25
,
吉井 直三郞
33
,
橋野 昇一
33
,
竹林 弘
29,75
,
吉田 一次
29
,
奥村 堯
41
,
岡 益尚
74,18
,
平田 東太郞
74
,
加納 純一
42
,
熊澤 國彦
42
,
吉田 公平
42
,
是枝 功
43,18
,
後藤 敏夫
44
,
大坪 孝彦
44
,
小松 八郞
45
,
新津 勝宏
1
,
野村 隆吉
46
,
澁谷 信明
15
,
高村 博信
15
,
荒木 千里
47
,
竹友 隆雄
47
,
石井 井三
47
,
大井 實
48
,
中野 正高
49
,
渡邊 茂夫
52,61
,
佐野 圭司
20
,
寺田 英治
53
,
北村 司
53
,
本田 盛久
16
,
所 安夫
54,77
,
鈴木 次郞
55
,
高村 良平
55
,
廣瀬 輝夫
55
,
武藤 滋
55
,
鈴木
,
波多腰 正彦
56
,
吉田 卓郞
18
,
植木 幸明
57
,
楢林 博太郞
58,78
,
伊藤 辰治
,
向井 紀二
9
,
山瀬 馨
76
,
倉澤 忠
76
,
木宮 利夫
77
,
藤田 全康
77
,
吉川 幹郞
77
,
五十嵐 洸一
77
,
桂 重次
,
森安 信雄
59
,
佐藤 公典
59
,
北村 勝俊
60,65,66
,
田中 一雄
60,65
,
渡邊 友也
60
,
光野 孝雄
62
,
手島
63
,
三浦
64
,
竹重 順夫
67
,
森川 密郞
67
,
岩原 寅猪
68
,
泉田 重雄
68
,
深井 博志
69,57
,
大熊 輝雄
57,78
,
松尾 義男
57
,
長谷川 圭吾
57
,
澤 政一
70
,
本間 六雄
71
,
村井 正武
71
,
近藤 駿四郞
20
,
石川 浩一
20
,
竹內 一夫
20
,
中田 龍夫
72
,
加藤 靜雄
20
,
淸水 健太郞
20
,
高山 重信
20
,
黃 雲裳
30
1東北大桂外科
2京府醫大整形外科
3京府大整形外科
4順天堂醫大外科
5名大第一内科
6式場病院
7下谷病院外科
8東大木本外科
9東大病理
10岡大陣内外科
11北大第二病理
12名大日比野内科
13熊大第一外科
14三重醫大外科
15慶大外科
16金大久留外科
17林研究所
18阪大第一外科
19岡大
20東大腦神經外科
21慶大
22精神醫學研究所
23三重縣立醫大外科
24京都大學
25新大生理
26東大内科
27福島醫大
28慶大生理
29阪大第二外科
30京大第一外科
31日大歯學部生理學教室
32日大歯學部理工學研究室
33阪大第二生理
34千大田坂内科
35東大美甘内科
36東歯科大學市川病院外科
37國立東京第二病院(生理科)
38國立東京第二病院(外科)
39阪大
40東大冲中内科
41大阪中央病院
42名古屋大學第一内科
43阪大小澤外科
44國立相模原病院
45國立武藏療養所
46名大戸田外科
47京大外科
48慈恵醫大外科
49慈恵醫大大井外科
50金大外科
51阪大外科
52中京病院
53名大今永外科
54東醫大病理
55千大中山外科
56日本鋼管鶴見病院外科
57新大腦神經外科
58東大神經
59國立東京第一病院
60九大三宅外科
61中京病院外科
62九大友田外科
63名大病理
64戸田内科
65九大外科
66九大第一外科
67久留米大解剖
68慶大整形外科
69新大外科
70新大精神々經科
71日大齊藤内科
72新大耳鼻科
73東北大學桂外科
74阪大大學第一外科
75阪大二外
76順大外科
77東京醫大病理
78東大神經科
pp.225-257
発行日 1953年7月1日
Published Date 1953/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406200359
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第1日
I 各種麻醉劑の腦血流に及ぼす影響
一般に吸入麻酔劑の作用は先ず大腦に始り,脊髄,延髄の順に作用するものと考えられて居り一方皮質性麻酔劑腦幹性麻酔劑といつた分類も行われているが,血流變化の上にもかゝる作用のズレを示唆する樣なものがあるかどうかという事は興味のあることである。
我々は熱電堆法を用い猫で大腦皮質及び延髄の血流變化を調べ次の如き結果を得た。即ち概ね皮質性麻酔劑と考えられてるエーテル類では大腦及び延髄の血流は増加を見たが,腦幹性と考えられるバルビタール劑では腦血流は大腦も延髄も減少した。前者の血流増加は藥劑の血管擴張作用によるものと思われるが血中炭酸ガスの蓄積や酸素缺亡も關係ありと考えられる。後者の血流減少は恐らく血壓下降によるものであろう。尚鹽酸モルヒネの靜注でも血流は減少した。又吸入麻酔に於て大腦及び延髄の血液は相伴つて増減して居り兩者の間に麻酔時期によるズレは見られなかつたが,今後兩者の増減の割合について追及した。
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