増大号特集 いま,知っておきたい発達障害 Q&A 98
4 診断
Q27 学習の困難を主訴に受診されましたが,どのように評価して診断したらよいでしょうか?
柳生 一自
1
1北海道大学病院精神科神経科児童思春期精神科
キーワード:
学習の困難
,
learning difficulty
,
限局性学習症
,
specific learning disorder
,
SLD
,
読字障害
,
dyslexia
,
書字障害
,
dysgraphia
,
算数障害
,
dyscalculia
Keyword:
学習の困難
,
learning difficulty
,
限局性学習症
,
specific learning disorder
,
SLD
,
読字障害
,
dyslexia
,
書字障害
,
dysgraphia
,
算数障害
,
dyscalculia
pp.609-611
発行日 2023年5月15日
Published Date 2023/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405206932
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A 学習の困難は,本人のさまざまな特性あるいは環境要因によって生じます。したがって丁寧な問診,必要に応じてスクリーニングを目的とした質問紙などを用いて評価を進めていきます。知的能力障害や特異的な学習の障害が疑われる時には,適切な検査バッテリーを用いて評価を行う必要があります。診断,アセスメント後には治療や支援,さらに合理的配慮についても検討するとよいでしょう。
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