第4回精神医学懇話会 精神医学と行動科学
精神医学と行動科学—第4回精神医学懇話会
井村 恒郎
1
,
臺 弘
2
,
平尾 武久
3
,
千谷 七郎
4
,
霜山 徳爾
5
,
三浦 岱栄
6
,
笠原 嘉
7
,
小木 貞孝
8
,
岡田 靖雄
2
,
上出 弘之
9
,
新福 尚武
10
,
浜田 晋
11
1日本大学神経科
2東京大学精神神経科
3群馬大学医学部行動医研
4東京女子医大神経科
5上智大学
6慶応大学
7京都大学精神科
8東京医歯大総合法医研
9東京大学分院神経科
10慈恵会医科大学神経科
11東京都立松沢病院
pp.636-639
発行日 1967年9月15日
Published Date 1967/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1405201235
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司会 きようは,第4回の精神医学懇話会としまして「精神医学と行動科学」というテーマを取り上げました。
ご承知のように,精神医学の方法論として,行動科学的なアプローチということが,最近よく人の口にのぼるようになりました。私の記憶をたどってみますと,5〜6年前に,松本の精神神経学会総会で,精神医学の方法論が取り上げられたとき,きようの演者の臺先生から,やはり行動科学的な方法が提唱されましたし,4年前に雑誌「精神医学」で「行動科学とは何か」という題で座談会が行なわれました。それから,ことしになつて,これはまだ発刊されていないはずですが,ある本屋さんの主催した座談会で,やはり現代精神医学方法論の一つとして行動科学的方法が論議されました。
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