Japanese
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Current Opinion
心筋炎から心筋症へ
From Myocarditis to Cardiomyopathy
佐藤 幸人
1
,
松森 昭
1
Yukihito Sato
1
,
Akira Matsumori
1
1京都大学大学院医学研究科循環病態学
1Department of Cardiovasculer Medicine, Graduate School of Medicine, Kyoto University
pp.841-844
発行日 2002年8月15日
Published Date 2002/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404902522
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心筋炎から心筋症へ最近1年間の全般的な話題
拡張型心筋症(DCM)は,左室あるいは左右両心室の拡張と収縮機能が低下することを病態とする症候群である.発病病因としてウイルス感染や免疫異常,遺伝,代謝や栄養異常によるものなどが考えられており,DCMは心筋炎の進行したものであるという説が有力である.本稿では心筋炎から心筋症への病態を理解するうえで最近の知見を述べる.
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