Japanese
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特集 好中球と肺疾患
慢性閉塞性肺疾患(COPD)の発生機序と好中球
Role of Neutrophil in the Pathogenesis of COPD
丸岡 秀一郎
1
,
橋本 修
1
Shuichiro Maruoka
1
,
Shuh Hashimoto
1
1日本大学医学部第一内科
1First Departnnent of Internal Medicine, School of Medicine, Nihon University
pp.1075-1081
発行日 1998年11月15日
Published Date 1998/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404901790
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はじめに
肺気腫の発生に好中球および好中球エラスターゼは重要な役割を演じているが,単独で肺気腫の発生機序を説明できない.様々な要因が複雑に関与して肺気腫が発症する.
本稿では慢性閉塞性肺疾患(COPD),特に肺気腫の発生機序を好中球および好中球エラスターゼの関与を中心に,われわれの成績をまじえて解説する.
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