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特集② 知っておきたい呼吸器疾患―専門医の診方・治し方
慢性閉塞性肺疾患(COPD)
Chronic obstructive pulmonary disease
松元 幸一郎
1
Koichiro Matsumoto
1
1九州大学大学院医学研究院附属胸部疾患研究施設
pp.606-611
発行日 2013年7月20日
Published Date 2013/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411102574
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POINT
●診断には気管支拡張薬吸入後のスパイロメトリーが必要である。
●体動時呼吸困難は気流閉塞によるエアートラッピングによって生じる。
●重症度は気流閉塞の程度や呼吸困難の程度などから総合的に判定する。
●安定期の治療の主役は長時間作用型気管支拡張薬の吸入療法である。
●重症例では耳鼻咽喉科・頭頸部外科手術の周術期に配慮が必要である。
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