Japanese
English
特集 自律神経と心肺疾患—最新の知見
慢性心不全と自律神経
Autonomic Nerve Changes in Chronic Heart Failure
堀 正二
1
,
佐藤 秀幸
1
,
尾崎 仁
1
Masatsugu Hori
1
,
Hideyuki Sato
1
,
Hitoshi Ozaki
1
1大阪大学医学部第一内科
1The First Department of Medicine, Osaka University School of Medicine
pp.13-18
発行日 1996年1月15日
Published Date 1996/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404901174
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慢性心不全では交感神経系が亢進し,副交感神経活動が低下している.この自律神経系の変化は心機能を維持するための重要な代償機序の一つであるが,長期的には心仕事量の増加あるいはその他の機序を介して心筋不全を進展させる可能性が指摘されている.本稿では,慢性心不全における自律神経系の変化について概説する.
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