Japanese
English
Bedside Teaching
家庭血圧をどう診るか
The Evaluation of the Home Blood Pressure
貝原 俊樹
1
,
星出 聡
2
,
苅尾 七臣
2
Toshiki Kaihara
1
,
Satoshi Hoshide
2
,
Kazuomi Kario
2
1東京都立広尾病院循環器科
2自治医科大学内科学講座循環器内科学部門
1Department of Cardiology, Tokyo Metropolitan Hiroo Hospital
2Division of Cardiovascular Medicine, Department of Medicine, Jichi Medical University School of Medicine
pp.671-675
発行日 2015年7月15日
Published Date 2015/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404205746
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はじめに
高血圧症は心血管系疾患のリスクファクターのなかで最も良く知られているものの一つであり,有病率はおよそ30〜45%,本邦だけでも罹患者数は約4,300万人と推定されている1).高血圧症を管理するうえで血圧を正しく測定することは非常に重要であり,測定法には大きく分けて診察室血圧測定,家庭血圧測定,自由行動下血圧測定(ambulatory blood pressure monitoring;ABPM)の3種類がある.本稿では高血圧治療ガイドライン2014の流れに沿いつつ,この3種類のなかでも特に家庭血圧測定に関して述べる.
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