特集 高血圧治療ガイドライン(JSH)2019 改訂でどう変わったか
診る 家庭血圧の診かた
成田 圭佑
1
,
苅尾 七臣
1自治医科大学 内科学講座循環器内科学部門
キーワード:
血圧
,
血圧測定
,
降圧剤
,
高血圧
,
自己検診
,
診療ガイドライン
,
高血圧-早朝
Keyword:
Blood Pressure
,
Blood Pressure Determination
,
Antihypertensive Agents
,
Hypertension
,
Self-Examination
,
Practice Guidelines as Topic
pp.1011-1017
発行日 2019年11月9日
Published Date 2019/11/9
DOI https://doi.org/10.18885/J03097.2020026505
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<Point>1 家庭血圧は診察室血圧よりも優れた心血管イベント予測能をもつことが報告されており,高血圧診療において非常に有用である。2 家庭血圧を有効に活用しJSH2019でも推奨されている治療目標125/75mmHgを達成することは心血管イベント抑制に有用と考えられる。3 家庭血圧測定を正しく行うには患者の協力が不可欠であり,測定することの意義や測定法を正しく説明することが重要である。
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