Japanese
English
特集 睡眠呼吸障害
内科領域の睡眠呼吸障害
Sleep-related disordered breathing and internal diseases
平野 良郎
1
,
片山 宗一
1
Yoshiro Hirano
1
,
Soichi Katayama
1
1濁協医科大学神経内科
1Department of Neurology, Dokkyo University School of Medicine
pp.11-16
発行日 1989年1月15日
Published Date 1989/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404205393
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はじめに
近年の睡眠時呼吸異常の研究の進歩に伴い,sleep ap-nea (SA)は動脈血酸素飽和度(SaO2)の高度低下をきたすことが見い出され,睡眠障害とともに,不整脈肺高血圧症,肺性心の原因,悪化因子としても重要であることが認識され,研究が進められている。
本稿では,SAを表1のごとく上気道の形態異常によるもの,肺胞低換気を伴うもの,狭義の中枢型SAに分類し,最近の知見について内科領域を中心に述べる。
Copyright © 1989, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.