Japanese
English
特集 循環をめぐる論争
心不全に対して糖質コルチコイドは有効か
Usefulness of glucocorticoids in the treatment of congestive heart failure
稲垣 義明
1
,
中山 章
1
,
石出 猛史
1
Yoshiaki Inagaki
1
,
Akira Nakayama
1
,
Takeshi Ishide
1
1千葉大学第三内科
1The 3rd Department of Internal Medicine, School of Medicine, University of Chiba
pp.253-255
発行日 1985年3月15日
Published Date 1985/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404204609
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はじめに
うっ血性心不全の薬物治療は,従来からのdigitalis薬,利尿薬,β受容体刺激薬等に加えて,近年は心臓に対する前および後負荷を軽減させる目的で,血管拡張薬の使用が脚光を浴びており,糖質コルチコイドはやや隅においやられた感があるが,本稿ではうっ血性心不全に対する糖質コルチコイドの有効性とその機序について,概観する。
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