Japanese
English
資料
トリグリセライドと総コレステロールとの各年齢別平均値における相関性―糖質コルチコイドの分泌亢進による各上昇の可能性
Association of Mean Values of Serum Triglyceride with Total Cholesterol Concentration in Each Age Group-It Suggests That Increase of Serum Triglyceride and Total Cholesterol Concentration May be Both Brought by Increase of Glucocor ticoids Secretion Owing Mainly to Physical Stress on Daily Living
小林 正嗣
1
,
園 伊知郎
1
,
村田 和弘
1
,
芹生 陽一
1
Masatsugu KOBAYASHI
1
,
Ichiro SONO
1
,
Kazuhiro MURATA
1
,
Yoichi SERIU
1
1財団法人近畿健康管理センター
1Foundation of Kinki Health Administration Center
キーワード:
トリグリセライド
,
総コレステロール
,
糖質コルチコイド
Keyword:
トリグリセライド
,
総コレステロール
,
糖質コルチコイド
pp.593-597
発行日 1999年5月15日
Published Date 1999/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542904086
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
血清脂質濃度の変動には種々の要因が複合的に関与していることはもちろんであるが,トリグリセライド値と総コレステロール値の年齢変化(男女別年齢別平均値)が並行することから両者の増加には共通の起因が存在することが推定される.日常生活動作に伴う身体的ストレスでの副腎皮質ステロイド(糖質コルチコイド)の分泌亢進の存在は,特に過栄養の生活条件下では,両者の増加をもたらす可能性が考えられる.
Copyright © 1999, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.