Japanese
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特集 睡眠と呼吸
2,3の呼吸器疾患でみた昼夜の呼吸パターンについて
Ventilatory patterns during sleep and wakefulness measured by impedance pneumography
岡崎 宣夫
1
,
石原 照夫
1
,
倉富 雄四郎
1
,
荒井 達夫
1
,
吉良 枝郎
1
Nobuo Okazaki
1
,
Teruo Ishihara
1
,
Yushiro Kuratomi
1
,
Tatsuo Arai
1
,
Shiro Kira
1
1自治医科大学呼吸器内科
1Dept. of Int. Med., Jichi Medical School
pp.287-295
発行日 1983年3月15日
Published Date 1983/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404204193
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睡眠時の呼吸の解析は,近年の脳波を中心としたポリグラフによる睡眠状態の解析に伴い,より詳細なものが求められるようになってきている。しかし,換気情報の連続的かつ定量的な入手となると,被検者にフェイスマスク,マウスピース,ノーズクリップなどを装着することが要求され,このため正常者にあっても自然な換気情報を入手することは,きわめて困難である。特に夜間での換気情報の入手となると,さらに困難である。
我々は,被検者に侵襲を与えることなく,連続的に換気情報を入手しうる方法として電気的インピーダンス法に注目し,その基礎的検討に基づき1〜4),換気量の定量的計測装置を開発し5),その臨床的意義を報告してきた6〜8)。さらにこれらの成績を基にマイクロコンピューターを導入した呼吸監視装置へと発展させてきた9〜12)。
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