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特集 呼吸機能における数式の前提条件
呼吸機能における数式の前提条件—不均等分布
Pulmonary diffusing capacity and uneven distribution
川城 丈夫
1
,
山口 佳寿博
1
Takeo Kawashiro
1
,
Kazuhiro Yamaguchi
1
1慶応義塾大学医学部内科学教室
1Dept. of Med., Keio Univ.
pp.927-933
発行日 1981年9月15日
Published Date 1981/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404203835
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呼吸機能を検討する際に用いられる数式に肺内に分布する機能の不均等性が如何にかかわり合っているかを論ずるに当り,私共はその全てに触れることよりは肺拡散機能と不均等分布に焦点を絞って論ずることとした。
肺拡散能力を算出するために現在一般に用いられている数式によっていわゆる肺胞と肺毛細血管の間に介在するものの拡散に関するコンダクタンス,肺拡散能力,がえられることを期待するためにはいくつかの前提条件がある。
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