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特集 呼吸機能における数式の前提条件
呼吸機能における数式の前提条件—メカニツクス
Pulmonary mechanics
鈴木 俊介
1
,
佐々木 孝夫
1
Shunsuke Suzuki
1
,
Takao Sasaki
1
1東北大学医学部第1内科
11st Dept. of Int. Med., Tohoku Univ.
pp.921-925
発行日 1981年9月15日
Published Date 1981/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404203834
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換気のメカニシクスは,たとえば,機能的残気量の如く,呼吸器のディメンジョンを容積,volume (l)で表わすgeometricsと,気流速度(l/sec)あるいは分時換気量(l/min)の如く,時間で変化するgeometricsの変化過程を表わすkinematics,および呼吸器に作用する外力または応力stress (cmH2O)とそれに対する反作用力または歪strainをgeometricsとkinematicsとに関係づける,dynamicsの3つの側面を持っている。
この3つの側面のうち,数式がでてくるのはdynamicsのところで,具体的にはコンプライアンスと気流抵抗を求める時に数式が要求されている。
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