Japanese
English
特集 運動負荷と呼吸
Exercise induced asthma(EIA)における冷気吸入の気道系反応に関する検討
The effect of cold air and exercise on the parameters of airway mechanics
松岡 健
1
,
武田 潤
1
,
松沢 幸範
1
,
広瀬 芳樹
1
,
和田 龍蔵
1
,
半田 健次郎
1
,
上田 五雨
2
,
草間 昌三
1
Takeshi Matsuoka
1
,
Jun Takeda
1
,
Gou Ueda
2
,
Shozo Kusama
1
1信州大学医学部第1内科
2信州大学医学部順応生理
11st Dept. of Int. Med., Shinshu Univ.
2Instltute of Adaptation Medicine, Shinshu Univ.
pp.15-28
発行日 1981年1月15日
Published Date 1981/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404203697
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気管支喘息,慢性気管支炎患者が冷気を急激に吸入することにより喘鳴,呼吸困難などの症状が発現することは,日常の臨床で経験された。また気管支喘息の素因のある者が運動負荷により誘発される喘息発作についてはExercise induced astbma(E. I. A.)としてDeal,Ingram1〜4)らによってすでに種々の検討がなされている。
我々はEIAおよび寒冷曝露に関し,
Ⅰ.EIAにおける寒冷曝露の気道系に及ぼす影響
Ⅱ.家兎寒冷曝露の気道系の反応に及ぼす影響
Ⅲ.寒冷曝露の家兎気道におけるカテコールアミン活性の分布と局在する影響
以上について検討し,若干の知見を得たので報告する。
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