Japanese
English
研究
新しいEar Oximeterの原理と評価
Theory and Clinical Practice of a New Ear Oximeter
石田 恵一
1
,
鳥居 重夫
1
,
井上 健
1
,
芳野 二郎
1
,
内田 厚生
1
,
鈴木 寛
1
,
矢吹 壮
1
,
関 清
1
,
町田 和子
2
,
芳賀 敏彦
2
,
鵜養 恭介
3
,
海老根 東雄
3
Keiichi Ishida
1
,
Shigeo Torii
1
,
Takeshi Inoue
1
,
Jiro Yoshino
1
,
Atsuo Uchida
1
,
Hiroshi Suzuki
1
,
So Yabuki
1
,
Kiyoshi Seki
1
,
Kazuko Machida
2
,
Toshihiko Haga
2
,
Kyosuke Ukai
3
,
Kunio Ebine
3
1東邦大学第3内科
2国立療養所東京病院
3国立療養所神奈川病院循環器科
13 rd Department of Internal Medicine, Toho University
2Tokyo National Chest Hospital
3National Kanagawa Hospital, Cardiovascular Section
pp.1153-1156
発行日 1980年10月15日
Published Date 1980/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404203654
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非観血的にEar Oximeterを用いて,動脈血O2飽和度を測定する方法は,40年余りの歴史がある1)。しかし,これが広く臨床的に応用され難かったのは,装置の方法に難点があったこと,較正などの操作が繁雑であったこと,あるいは装置の固定法に問題があったことなどが挙げられる4)。しかし,最近2〜3の興味あるEar Oxi—meterが開発され,それらが健常人を対象とした低O2血症や高O2血症に応用して,有用な機器であることが報告されている2)。この報告は,それら機器のうちでも特に安定性に勝れているといわれるHP 47201 A2)を用いて,各種肺疾患について,観血的に得られた動脈血O2飽和度との比較を行い,装置の原理の概説と合わせて,臨床的評価を検討した。
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