新しい機器の紹介
Fiberoptic Oximeterの検討
岡田 芳明
1
,
金 英基
2
,
桂田 菊嗣
2
1阪大特殊救急部
2大阪府立病院救急医療特殊診療科
pp.958-961
発行日 1976年9月15日
Published Date 1976/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542909487
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はじめに
測定機器の目指すところは,小型・軽量化と測定の迅速化,測定精度の上昇である.検体を血液に限れば,試料の少量化と連続測定が期待され,相反する事象ではあるが,非観血的な手段が望まれる.血液ガス分析に関しては,機器の測定精度は十分満足すべきものとなったが,反面,試料を少量化したがために生ずる誤りが問題になりつつある,また,連続測定に関しては,較正方法,安定性などに未解決な問題が残されていると考えられる.
最近,私どもは連続的モニターを意図して開発されたPhysio-Control社のin vivo Oximeterを使用する機会を得,二,三の問題点を検討したので報告する.
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