Japanese
English
装置と方法
133Xe,11CO2,11COによる局所肺機能測定法
Measurement of Regional Pulmonary Function with 133Xe, 11CO2 and 11CO
木村 敬二郎
1
,
力武 知之
1
,
舘野 之男
2
,
長谷川 鎮雄
2
Keijiro Kimura
1
,
Tomoyuki Rikitake
1
,
Yukio Tateno
2
,
Shizuo Hasegawa
2
1筑波大学臨床医学系呼吸器科
2放射線医学総合研究所臨床研究部
1Institute of Clinical Medicine, University of Tsukuba
2National Institute of Radiological Sciences
pp.1005-1009
発行日 1977年11月15日
Published Date 1977/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404203124
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
RI(Radioisotope)ガスによる局所肺機能の測定法は,シンチレーションカメラの開発1)と電算機とのシステム化によって急速な進歩をとげ,定性的あるいは定量的な検査が臨床面でも広く利用されつつある。われわれは放射線医学総合研究所のサイクロトロンの始動により生産されている短寿命陽電子放出核種(11C,13N)を用いて,各種肺疾患の病態生理学的診断への応用について検討しているが,従来より施行している133Xeによる測定法2)に比較して,RI検出装置,RIガス吸入装置,呼気ガス処理法および遮蔽法など,測定機器,検査方式にはかなりの相違がある。ここでは,おもにこの2核種に大別して,それぞれの測定装置,検査法およびデータ処理の実際について,われわれの経験をのべてみたい。
Copyright © 1977, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.