Japanese
English
Bedside Teaching
長期人工呼吸の管理
General care of prolonged mechanical ventilation
瀬戸屋 健三
1
,
長谷川 洋機
1
Kenzo Setoya
1
,
Yoki Hasegawa
1
1東京厚生年金病院麻酔科
1Tokyo Welfare Pension Hospital
pp.697-704
発行日 1977年8月15日
Published Date 1977/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404203087
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Critical Care Medicineの領域での高性能器械が開発され呼吸循環疾患患者の監視や検査治療の分野が急速に進歩したので,以前よりも長期間人工呼吸の継続される症例が増加してきている。
かって麻痺型ポリオの治療に鉄の肺や初期人工呼吸器が用いられ,どちらかというと消極的な立場で長期管理が続けられた1950〜60年代にくらべると,最近はI.C.U.の普及もあって人工換気適応の対象も大きく変貌し,人工換気の考え方も急性肺不全の積極的治療をめざす方向など,大きくかわってきているように思われる1)。
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