Japanese
English
Bedside Teaching
SLEの肺
Pulmonary Changes in Systemic Lupus Erythematosus
細田 泰弘
1
Yasuhiro Hosoda
1
1慶応義塾大学医学部病理学教室
1Department of Pathology, Keio University School of Medicine
pp.893-899
発行日 1972年10月15日
Published Date 1972/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404202427
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呼吸器系病変が全身性エリテマトーデス(以下SLE)の経過中にいろいろな形で出現することは知られているが,それらの病変は多くは一過性であって,またSLEの多彩な臓器症状の中ではそれほどの重要性も与えられていないように思われる。
事実,SLEで肺病変によって死亡するものはあまり知られていないし,剖検時に見られる肺病変もうっ血性心不全や尿毒症の結果として理解しうるような非特異的なものが大多数とされている。
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