Japanese
English
ジュニアコース
肺内層状不均等の検討
Studies on Stratified Inhomogeneity in the Lugs
佐々木 孝夫
1
Takao Sasaki
1
1東北大学医学部第一内科学教室
1The 1st Department of Internal Medicine, School of Medicine, Tohoku University
pp.875-882
発行日 1972年10月15日
Published Date 1972/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404202425
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現在,肺内ガス分布の一形態として,その性格上se—riesと表現されている層状不均等stratified inhomoge—neity or non-uniformity,あるいはstratificationの考えは,最近になってでてきたものではなく,もし層状不均等があれば,他の諸機能との関連上,非常に重要な意味をもってくるという点で,この2, 3年特に興味を引いているものである。
したがって歴史的に層状不均等の考えがいつ頃より考えられ,どのように取扱われてきたかをみるのが,なぜ層状不均等が問題視されるかの理解にぜひとも必要であり,その点まず,肺内ガス分布の考え方を簡単に歴史的にふりかえってみたいと考える。
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