Japanese
English
装置と方法
呼吸器impedance測定の原理
The principles of measurement for impedance of respiratory system
冨田 友幸
1,2
Tomoyuki Tomita
1,2
1北里大学病院内科
2北里大学医学部臨床病理学教室
1Department of Internal Medicine, Kitasato University Hospital
2Department of Laboratory Medicine, School of Medicine, Kitasato University
pp.385-389
発行日 1972年5月15日
Published Date 1972/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404202378
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oscillation法による呼吸器impedanceの測定は1956年DuBoisにより考案された。わが国でもoscillation法に関する解説や生理学的,病態生理学的研究,臨床的,公衆衛生学的検討の結果が数多く報告され,検査のための専用器も市販されている。
私どもが日常臨床検査として使用している経験からも,たとえば喘息など呼吸困難が強くて他の方法では検査できない患者でもoscillation法では繰り返し測定ができ,気管支拡張剤による可逆性の判定も簡単にできるなど,この方法は極めてすぐれた検査法と思われる。
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