呼と循ゼミナール
肺内水分量の測定(3)—Impedance Plethysmography
佐川 弥之助
1
1京都大学結核胸部疾患研究所臨床肺生理学部
pp.136
発行日 1978年2月15日
Published Date 1978/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404203156
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臨床的に肺内水分量の測定をもっとも必要とする場合は,肺水腫,ARDS等,患者がきわめて重篤な状態におちいっている時期が多い。したがって,検査による患者への侵襲はたとえそれが小さくても,可及的にこれをさける必要がある。
この点,患者への侵襲がほとんどなく,その上,連続的測定が可能なImpedance Plethysmographyは,臨床家にとって,きわめて魅力のある検査法であるといえよう。
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