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ジュニアコース
心臓ペースメーカーと患者のアフターケアー
Aftercare of the Artificially Cardiac-paced Patients
堀 原一
1
Motokazu Hori
1
1東京女子医科大学日本心臓血圧研究所
1Department of Surgical Science, Heart Institute Japan, Tokyo Women's Medical College
pp.331-344
発行日 1971年4月15日
Published Date 1971/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404202254
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はじめに
ペースメーカー(正しくは人工心臓ペースメーカーartificial cardiac pacemaker)が,心臓ブロックを主とする徐脈のためのAdams-Stokes症状群をはじめ,頻拍症を含む各種不整脈の治療手段として,わが国でもしだいに普及しつつある。
ペースメーカーが,エレクトロニクスの所産であり,しかも多くは患者のほとんど一生にわたって植え込まれ,その患者の心拍数を規制するものであり,また効果がドラマチックで確実であるだけに,ペースメーカー使用(心臓ペーシング)開始と同時に始まるアフターケアーが大きな問題となる。
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