Japanese
English
綜説
心室興奮伝播機構
Mechanism of the ventricular activity in dog.
水野 康
1
,
田村 寛
1
,
磯部 竹飛虎
1
,
岩塚 徹
1
,
長屋 昭夫
1
,
中川 喬市
1
,
安井 昭二
1
,
中山 竜
1
,
勝又 洋
1
,
岡島 光治
1
,
土田 哲男
1
,
大橋 郁夫
1
,
前田 幸男
1
,
富田 嘉子
1
,
宮内 厚芳
1
,
堀場 希次
1
,
堀部 博
1
,
中根 基之
1
Yasushi Mizuno
1
1名古屋大学医学部日比野内科
1first Department of Internal Medicine, Nagoya University, School of Medicine
pp.692-702
発行日 1960年10月15日
Published Date 1960/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404200926
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I.緒言
直接誘導法による心室内興奮伝播過程の研究は,心電曲線の理論的解明に,又電気生理学と解剖学との結びつきに有力な知見を与えるものとして,Lewis1)以来色々2)と検討されてきた。近年心室壁内誘導法が試みられ,心室表面のみならず心筋層内における興奮伝播様式についても詳細に検討されるに至り,この方面の知見は目ざましいものがある。3)〜16)著者ら17)〜22)は犬心で特別に考案した電極を用いて,正常心,実験的期外収縮,脚ブロック時における興奮伝播過程を心室内外膜面及び壁内について検討を行つた。
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