Japanese
English
文献抄録
肺性心:語義に関する考察並びに診断と治療に関する簡単な覚書—Dis. Chest,33,698-656,1958,他
Cor Pulmonale:A Semantic Consideration, with Brief Notes on Diagnosis and Treatment
高木 康
1
1慶大内科
pp.270
発行日 1960年4月15日
Published Date 1960/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404200878
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- Abstract 文献概要
"肺性心"の概念については,現在もなお意見が統一されておらず,種々の矛盾した見解が文献上に見られる。
この言葉は1936年にPaul Whiteによつて,初めて用いられ,彼はそのEtiologyを論ずるに際して,肺の細小動脈又は毛細血管床の減少に基づく肺循環抵抗の慢性的増大を強調したが,左心不全や僧帽弁狭窄,先天性心疾患等によるものをこのカテゴリーから特に除外している。
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