Japanese
English
特集 呼吸器疾患診断の進歩―形態と機能の系統的評価
内視鏡診断
Advances in Bronchoscopic Diagnosis
依田 聡
1
,
副島 研造
1
Satoshi Yoda
1
,
Kenzo Soejima
1
1慶應義塾大学医学部呼吸器内科
1Division of Pulmonary Medicine, Keio University School of Medicine
pp.357-364
発行日 2009年4月15日
Published Date 2009/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404101235
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はじめに
画像診断,バイオマーカーの進歩により,呼吸器疾患においても侵襲的な検査を省略することが可能となっている.しかし,腫瘍性疾患に対する病理学的診断や炎症性疾患における病態把握には,肺,気管支,肺胞から直接サンプルを採取する内視鏡が欠かすことができない.また,内視鏡診断においても,技術の進歩で,より正確,より低侵襲な検査が行えるようになっている.
本稿では,経気管支鏡的マイクロサンプリング法をはじめとして,細径気管支鏡と virtual bronchoscopy,蛍光気管支内視鏡,気管支腔内超音波断層法といった最新技術に関して総説する.
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