Japanese
English
Bedside Teaching
血管内放射線治療
Intracoronary Brachytherapy
岡田 正治
1
Masaharu Okada
1
1滋賀県立成人病センター循環器科
1Department of Cardiology, Shiga Medical Center for Adults
pp.731-735
発行日 2004年7月1日
Published Date 2004/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404100332
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PCIの世界において解決すべき最大の問題は,再狭窄である.再狭窄の主たる要因としては,1. Elastic recoil,2. Vascular remodeling,3. Neointimal proliferation,の三者が考えられている.このうち,elastic recoil,vascular remodelingはステントの登場によりある程度解決されたが,PCIにより血管に加わる障害に対する反応として誘起されるneointimal proliferation;新生内膜の増殖に関しては,その抑制を目的として100を越える様々な薬剤,器具が試みられたにもかかわらず,永年未解決のままであった.そういったなかで,近年次々と示された放射線治療の成績には目を見張るものがあり,大いなる期待が集まってきた.
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