Japanese
English
Current Opinion
呼吸リハビリテーション―その臨床的有用性
Current Clinical Utility of Pulmonary Rehabilitation
坪井 永保
1
Eiyasu Tsuboi
1
1虎の門病院呼吸器センター内科
1Department of Respiratory Medicine, Respiratory Center, Toranomon Hospital
pp.1069-1072
発行日 2005年10月1日
Published Date 2005/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404100116
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
呼吸リハビリテーションをめぐる最近の動向
1997年に米国呼吸器学会(ACCP)と米国心血管・呼吸リハビリテーション(AACVPR)が合同で呼吸リハビリテーションのガイドライン1)を発表した.2001年に英国胸部疾患学会2)が,さらに2001年と2003年にはGlobalInitiativefor Chronic Obstructive Lung Disease(GOLD)3)がそれぞれ過去の無作為対照試験を中心に論文を検証し呼吸リハビリテーションの有用性に関するエビデンスを発表した.
本邦でも,2001年に日本呼吸管理学会・日本呼吸器学会より「呼吸リハビリテーションに関するステートメント」が発表され,さらに2003年8月には日本理学療法士協会が加わった3学会合同で「呼吸リハビリテーションマニュアル―運動療法」が発表された4).
Copyright © 2005, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.