Japanese
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増刊号 消化管腫瘍の内視鏡診断2020
主題
—胃腫瘍性病変の内視鏡診断—診断の進め方
Endoscopic Diagnosis of Early Gastric Cancer
八尾 建史
1
,
今村 健太郎
1
,
長浜 孝
2
,
田邉 寛
3
,
岩下 明德
4
Kenshi Yao
1
1福岡大学筑紫病院内視鏡部
2長浜クリニック
3福岡大学筑紫病院病理部
4AII病理画像研究所
キーワード:
endoscopy
,
diagnosis
,
early gastric cancer
Keyword:
endoscopy
,
diagnosis
,
early gastric cancer
pp.545-556
発行日 2020年5月24日
Published Date 2020/5/24
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403202026
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●「考える内視鏡診断」のポイント
1.早期胃癌の内視鏡診断のステップには,①存在診断(detection),②質的診断(characterization),③術前診断(preoperative diagnosis)がある.
2.それぞれのステップには,①技術,②知識,③経験が必要である.
3.さまざまなモダリティを臨床応用するためには,診断法の有用性に加えて限界となる病変について理解しておくことが肝要である.
4.限界例を考慮した明快なストラテジーに沿った診療clinical practiceを実践することが,医師が“考える内視鏡診断”である.
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