初心者講座 大腸検査法・9
1人操作法によるトータルコロノスコピー
岡本 平次
1
Heiji Okamoto
1
1昭和大学藤が丘病院内科
pp.1091-1094
発行日 1987年9月25日
Published Date 1987/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403113009
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Ⅰ.はじめに
1982年筆者らは“Shinya式大腸ファイバースコープ”と題し,Shinya手技とはいかなるものかを本誌に紹介した1)~3).筆者も大腸内視鏡検査(以下CFと略す)は7,000例を越え,最近では平均盲腸到達時間4分40秒,挿入率98%と好成績を上げている.もはやCFも上部消化管内視鏡検査同様,ルーチン検査の時代に突入したと言える.本稿では再度Shinya式CFの基本手技を解説し,筆者なりにアレンジし,工夫している点などについて述べる.
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