Japanese
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今月の主題 消化管形態診断の将来はどうあるべきか
座談会
消化管形態診断の将来はどうあるべきか
Conversazione―Future Aspect of the Morphological Diagnosis in Gastrointestinal Tract
丸山 雅一
1
,
牛尾 恭輔
2
,
長廻 紘
3
,
吉田 茂昭
4
,
渡辺 英伸
5
,
高木 国夫
6
,
八尾 恒良
7
,
多賀須 幸男
8
,
市川 平三郎
9
Heizaburo Ichikawa
9
1癌研究会附属病院内科
2国立がんセンター放射線診断部
3東京女子医科大学消化器内科
4国立がんセンター内科
5新潟大学第1病理
6癌研究会付属病院外科
7福岡大学筑紫病院内科
8関東逓信病院消化器内科
9国立がんセンター
pp.258-278
発行日 1988年3月25日
Published Date 1988/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403107957
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市川(司会) お忙しいところをお集まりいただきましてありがとうございました.“消化管形態診断の将来はどうあるべきか”という非常に大きな題をいただきましたが,今日はベテランの先生ばかりですから,おそらく読者の皆様も楽しんでこれをお読みになるだろうと思いますので,忌憚のないご意見を十分に述べていただきたいと思います.
1987年春の消化器内視鏡学会でも話題になりましたように,X線が中心なのか,内視鏡なのかということが大きな問題の1つだろうと思います.世界的な傾向としては内視鏡が非常に大きなパートを占めるようになっていると思いますし,そういう方向へいくだろうとは思います.でも,“でも,二重造影は価値がある”とかいう主題のセミナーが最近ありましたね.結論的には両方必要だということになるのでしょうけれども,しかし,やはり利害得失はあろうかと思うわけです.
最初に,丸山先生にX線を中心とした基調演説をしていただき,多賀須先生に内視鏡を中心とした基調演説をしていただき,後でそのほかの一般的なことに関しての基調演説を高木先生にしていただく.それを中心にして皆さんの意見をお聞きするというふうに運びたいと思いますのでよろしくお願いいたします.
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