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今月の主題 早期胃癌類似進行癌の診断
誌上カンファランス
「この症例をどう読むか―早期胃癌類似進行癌の診断」
How to Diagnose the Cases with Advanced Gastric Cancer Simulationg Early Cancer
八尾 恒良
1
,
相部 剛
2
,
高木 國夫
3
,
中野 浩
4
,
西澤 護
5
,
西俣 寛人
6
,
廣田 映五
7
,
渕上 忠彦
8
,
細井 董三
5
,
丸山 雅一
9
,
望月 福治
10
,
吉田 茂昭
11
,
芳野 純治
12
,
渡辺 英伸
13
Tsuneyoshi Yao
1
1福岡大学筑紫病院内科・消化器科
2山口大学第1内科
3林外科病院
4藤田学園保健衛生大学消化器内科
5東京都がん検診センター
6鹿児島大学第2内科
7国立がんセンター研究所病理
8松山赤十字病院胃腸センター
9癌研究会付属病院内科
10仙台市医療センター
11国立がんセンター内科
12藤田学園保健衛生大学第2病院内科
13新潟大学第1病理
pp.1383-1413
発行日 1990年12月25日
Published Date 1990/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403111761
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読影の方法
13名の読影者に(A)(B)の用紙を配布し,(A)には1)深達度,2)診断に有用であった検査法,3)組織型,について記載してもらった.この際,深達度については,①m,②sm,③pm,④ss以上と分類し,いずれかを○で囲んでもらった.
更に(B)には 1)病変の拡がり,2)浸潤様式をシェーマとして記入してもらった.このシェーマから,例えば(A)の用紙に読影者がpmと記載していても,少量の癌がpmに浸潤したと考えていたのか,大量のpm浸潤と考えていたのかを判定した.なお,臨床の先生には臨床材料のみ,病理の2名の先生にはX線,内視鏡などの臨床材料のほかに,マクロのスライドまでみていただいたうえで記入していただいた.
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