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書評「肝障害―アルコール・薬物障害例とその病像」
岡林 篤
1
1千葉大学
pp.619
発行日 1976年5月25日
Published Date 1976/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403107240
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アルコール性肝障害と薬物性肝障害について,臨床から基礎へ基礎から臨床への橋渡しの作業が遂行された.―これが本書をひもどいた第一印象である.
伊藤 進博士は共同研究者とともに生検を活用しての探求をつづけてきたが,臨床と基礎とが一体となった病理として,それを本書に結実した.この書は,また深く広く扉を開いて,両疾患を中心に肝臓病への周到な入門の書へと配慮されている.
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