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編集後記
長南 明道
pp.1334
発行日 2001年9月25日
Published Date 2001/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403103334
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EMRをはじめとする各種縮小手術の普及に伴い,深達度診断のみならず,正確な粘膜内浸潤範囲の診断が要求されるようになっている.前回,胃癌浸潤範囲の診断が「胃と腸」の主題に取り上げられたのは約10年前(25巻3号)である.この間内視鏡はファイバースコープから電子スコープに大きく変わり,その診断能がどのように変化したのかみるのは楽しみであった.
X線診断に関しては,横山論文にはきれいなX線写真が掲載されており,その情熱が伝わってくるが,X線だけで浸潤範囲を診断できる施設が現時点でどのくらいあるのだろうか.
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