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書評「Colonoscopic Interpretation」
板井 悠二
1
1筑紫大学・臨床医学系
pp.90
発行日 1999年1月25日
Published Date 1999/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403102935
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畏友長廻紘君が「Colonoscopic Interpretation」という著書を出版した.単著である.和文ではかなり多作の彼も「Differential Diagnosis of Colorectal Diseases」以来2冊目の英文本である(なお,編集本としては9月新刊のAtlasがある).前回はcolonofiberscopyが臨床に定着し,開発以来12年ほどの成果をまとめ世に問うた書であったが,今回は16年を経てvideo-endoscopeによる大腸内視鏡の集大成である.
主に表面を観察する内視鏡も,生体の内部構造を知る画像医学もよってたつ処は形態であり,良好な画像が得られて,初めてより確かな診断が得られる.
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