プライマリケアにおけるShared Care—尿失禁患者のマネジメント・13
海外の尿失禁治療におけるShared Care(2)—尿禁制クリニックの有用性と尿禁制管理計画
E. P. Arnold
1
,
杉村 享之
2
1University of Otago, Christchurch School of medicine,Department of Urology, Christchurch Hospital
2Department of Urology, Christchurch Hospital
pp.1788-1791
発行日 2002年10月10日
Published Date 2002/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908920
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
前回は,尿禁制クリニックが患者や介護者に対して,どのような治療や指導を行っているか,また,どのような患者を専門医に紹介しているのかを述べた1).
今回は,実際,イギリスやオーストラリア,ニュージーランドで行われている尿禁制クリニックの有用性,運営費,尿禁制クリニック改善のための計画について注目する.これらに挙げた国々は,それぞれ独自のシステムを展開させている.
Copyright © 2002, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.