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特集 ロボット時代の泌尿器科手術①—前立腺癌に対する新たなスタンダード
Ⅱ.手術成績
尿禁制保持のための工夫—温存・再建・補強
Surgical techniques to improve urinary continence after robot-assisted radical prostatectomy—preservation, reconstruction and reinforcement
小川 総一郎
1
,
佐藤 雄一
1
,
赤井畑 秀則
1
,
羽賀 宣博
1
,
櫛田 信博
1
,
柳田 知彦
1
,
相川 健
1
,
小島 祥敬
1
Soichiro Ogawa
1
,
Yuichi Sato
1
,
Hidenori Akaihata
1
,
Nobuhiro Haga
1
,
Nobuhiro Kushida
1
,
Tomohiko Yanagida
1
,
Ken Aikawa
1
,
Yoshiyuki Kojima
1
1福島県立医科大学医学部泌尿器科学講座
キーワード:
前立腺癌
,
ロボット支援手術
,
尿禁制
Keyword:
前立腺癌
,
ロボット支援手術
,
尿禁制
pp.856-861
発行日 2015年9月20日
Published Date 2015/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205454
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要旨 根治的前立腺全摘除術では,癌の制御に加え,尿禁制に代表される生理機能の温存が重要である。ロボット支援前立腺全摘除術(RARP)は,優れた視認性と正確で繊細な操作が可能であることから,従来手術に比べて高い術後生理機能の維持が期待される。本稿では,術後尿禁制保持に重要な解剖学的構造の「温存」「再建」「補強」について,文献的に考察した。また,ロボット時代の前立腺癌手術における新たな取り組みや課題について概説した。
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