今月の主題 臨床栄養Update
栄養評価とは何か
腸管免疫と食事
石井 直樹
1
,
三浦 総一郎
1
1防衛医科大学校第2内科
pp.227-228
発行日 2002年2月10日
Published Date 2002/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908561
- 有料閲覧
- 文献概要
ポイント
腸粘膜のcontrolled inflammationにGALTが重要である.
食事因子,なかでも長鎖脂肪酸の吸収は腸管免疫系を賦活化する役割がある.
n-3系の多価不飽和脂肪酸は抗炎症作用を有している.
TPNは腸管免疫系に萎縮と抑制をもたらすが,EDは著しい抑制効果をもたらさない.
Copyright © 2002, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.