今月の主題 新しい概念に基づいた慢性心不全診療
個々の病態への対応
収縮機能正常の心不全
後藤 葉一
1
1国立循環器病センター心臓血管内科
pp.1708-1710
発行日 2001年10月10日
Published Date 2001/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908337
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ポイント
左室収縮機能が正常であるにもかかわらず,心不全徴候を示す患者群が存在することが知られ,これは左室拡張不全による心不全(拡張期心不全)と考えられている.拡張期心不全では,診断および治療が収縮期心不全とは異なる点に注意が必要である.
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