今月の主題 新しい概念に基づいた慢性心不全診療
個々の病態への対応
右心不全
田中 浩史
1
,
半田 俊之介
1
1東海大学医学部循環器内科学
pp.1711-1713
発行日 2001年10月10日
Published Date 2001/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908338
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ポイント
右心不全は,右室の収縮および拡張機能障害による病態で,静脈圧の上昇と心拍出量の低下による症候群である.
右心のポンプ機能,すなわち収縮性,前負荷,後負荷にかかわる病因により発症する.
右心ポンプ機能の回復を図ることにより,症候の軽減をみる.しかし強心薬の投与は慎重でなければならない.
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