今月の主題 臨床に活かす免疫学
免疫担当細胞のはたらき
補体
藤田 禎三
1
1福島県立医科大学医学部生化学第2講座
pp.940-942
発行日 2001年6月10日
Published Date 2001/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908159
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ポイント
補体系は,第3成分(C3)を活性化する古典的経路,レクチン経路および第2経路と,後半の膜傷害複合体(MAC)から形成される.
レクチン経路は,生体内に侵入した多くの微生物を認識し,最前線で感染防御に働くと考えられる.
補体のエフェクター機能として,①炎症のメディエーター,②オプソニン,③MACとして,異物を排除する.
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