今月の主題 見逃しやすい内分泌疾患
下垂体疾患
下垂体疾患を疑ったときの検査の進め方
山田 正三
1
,
小澤 安則
2
1虎の門病院脳神経外科
2虎ノ門病院内分泌代謝科
pp.1616-1620
発行日 1999年10月10日
Published Date 1999/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402906207
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●下垂体疾患を疑い検査を進めていく場合,その疑った動機によってもその後の検査の種類,手順は当然のことながら異なってくるが,一般的には①簡単な下垂体前葉機能と,その標的器官の内分泌機能検査,②画像検査,③眼科的検査,にて下垂体疾患の有無と,ある程度の鑑別診断が可能である.それ以降は主として,専門医により確定診断および適切な治療のための精査が進められる.
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