今月の主題 臨床で出遭う内分泌疾患
内分泌検査の選択と結果をどう読むか?
下垂体機能検査
飯田 啓二
1
,
千原 和夫
1
1神戸大学大学院医学系研究科応用分子医学講座内分泌代謝・神経・血液腫瘍内科
pp.1184-1187
発行日 2005年7月10日
Published Date 2005/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101926
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ポイント
・下垂体機能検査は,下垂体ホルモン分泌能を調べる検査と下垂体ホルモン分泌機構が正常であるか否かを調べる検査に大別される.
・下垂体機能評価には,下垂体ホルモンおよびその標的ホルモンあるいはマーカーを同時に測定し,フィードバック機構を含めてシステムとして捉えることが重要である.
・下垂体機能検査は,視床下部,下垂体領域の疾患のみならず標的臓器の疾病を診断するうえでも有用である.
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